ある1日

Doods Decina

NPIエンジニアリングマネージャー

フィリピン、マニラ

1日の仕事の始まりに、まず何をしますか?

まず前日の計画を見直し、その日のために新しい計画を立てます。多色ペンを使ってアクティビティ毎のさまざまな状況を整理するという伝統的な方法を好んでいます。朝のコーヒーを飲みながら一通り行います。

NPIエンジニアリングマネジャーとして、主にどのようなことに取り組んでいますか?

NPIエンジニアリングマネージャーとして、私が最も力を入れていることは、その週の目標につながるその日の生産計画を達成することです。この仕事では、ミーティング、電話、インスタントメッセンジャー、あるいは直接会って、サポートグループと調整する必要があります。最近、私はコロラド州ボルダーからマニラ工場への製品移管に携わりました。私は3人のエンジニアのうちの1人で、この製品の製造に関するすべてを学ぶためにボルダー拠点に赴き、その知識をマニラ拠点に伝えて、スムーズなライン移管と操業開始を実現する責任を担いました。

タスクやプロジェクトを日々どのように管理していますか?

その日にやることのリストから、生産計画への影響を考慮して優先順位をつけます。問題の解決やプロジェクトのアクションアイテムの実行などはその次です。

NPIエンジニアリングマネージャーとして、あなたはチームと協力することと、主に自発的に自律的に仕事をすることのどちらを好みますか?

私の仕事では、ラインマネージャー、プランニング&サプライチェーン、プロセスエンジニアリング、設備エンジニアリングなど、プロダクションの進行に直接かかわるサポートグループと多くのコラボレーションが必要です。今行っている製品移管プロジェクトでも、コラボレーションが最も重要です。技術的な問題を解決したり、エンジニアリングチームと新製品や新素材のプロセス開発を手伝ったりといった他のプロジェクトでは、私は通常、自発的に仕事をしています。どのような方法で仕事を完了させるかは、その仕事の内容によるので一概には言えません。

仕事のどの部分が一番楽しいですか?

ものづくりをリードし、限られたリソースの中でプランナーから要求されたことを達成する機会があることは、私がとても楽しんでいることのひとつです。また、生産性や歩留まりに影響する技術的な問題の解決に携われることも、大きな満足感をもたらしてくれます。若いエンジニアの指導やコーチングを行い、ダイアタッチやワイヤーボンディングの工程を最適化する手助けをするのも楽しいです。

もし仕事に関する新しいスキルやプロジェクトにもっと時間を使えるなら、どんなことに取り組みたいですか?

1日にもっと時間があれば、製品に使用している素材の特性をもっと深く理解したいですね。その一方で、2020年半ばから取り組み始めた機械工学の修士論文を仕上げるための時間を増やしたいと思っています。

あなたの自慢できる特技やパワーの源、趣味は何ですか?

週末はいつも楽しみで、自分の趣味を思いっきりやっています。電動工具で遊んだり、大工仕事や家具作りをしたりすることで、私の1週間は完結します。週末1回で完成させるか、数回に分けて完成させるかは問題ではなく、私にとって重要なのは、これらの作業、特に特定のプロジェクトに適用できるディテールを楽しむことです。ホームプロジェクトに取り組むことで忍耐力を養うことができました。時には問題が起きるのですが、そんな時は一歩下がって、なぜそれが起こったのかを分析することで、ほとんどの場合、次はうまくできるようになります。